転勤・退職・引っ越しで送り出す人への聖書の言葉20選:神の守りと再会の希望

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はじめに

日本では、3月から4月にかけて、転勤や退職、引っ越しによる別れの季節を迎えます。送別会を開き、寄せ書きにメッセージを書き、餞別を贈って、新しい場所へ向かう人を見送ります。教会でも、転勤などで去る方のために祈りをささげます。口語訳から選んだこの20の言葉は、四つのテーマに分かれています。神の守りが共に行くこと、離れても祈りでつながること、出会いへの感謝、そして新しい出発の祝福です。送別会のスピーチに、寄せ書きの一言に、見送る祈りに、自由にお使いください。

神の守りが共に行く

1. 詩篇121篇8節

「主は今からとこしえに至るまで、あなたの出ると入るとを守られるであろう。」

主は今からとこしえに至るまで、あなたの出ると入るとを守られる、と詩篇は約束します。新しい土地へ向かう人にも、見送る人にも、神の守りは変わりません。別れの寂しさの中で、離れていても同じ神に守られていると思い出せば、静かな安心が心に広がります。寄せ書きにも向いた言葉です。 詩篇121篇を全部読む.

2. 詩篇139篇9-10節

「わたしがあけぼのの翼をかって海のはてに住んでも、 あなたのみ手はその所でわたしを導き、あなたの右のみ手はわたしをささえられます。」

あけぼのの翼をかって海のはてに住んでも、そこでも神のみ手がわたしを導き、ささえられる、と詩人は歌います。転勤や引っ越しで遠くへ行っても、神から離れることはありません。知らない町にも、神がすでにおられます。新生活に向かう人への励ましにふさわしい言葉です。 詩篇139篇を全部読む.

3. 詩篇91篇11節

「これは主があなたのために天使たちに命じて、あなたの歩むすべての道で あなたを守らせられるからである。」

主はあなたのために天使たちに命じて、あなたの歩むすべての道であなたを守らせられる、と詩篇は語ります。通勤の道、慣れない街の道、旅の道を、神は見守ってくださいます。危険がまったくないという保証ではなく、神の守りが共にあるという励ましとして、送り出す人へ贈りましょう。 詩篇91篇を全部読む.

4. 詩篇16篇8節

「わたしは常に主をわたしの前に置く。主がわたしの右にいますゆえ、わたしは動かされることはない。」

わたしは常に主をわたしの前に置く、主がわたしの右にいますゆえ、わたしは動かされることはない、と詩人は告白します。環境が大きく変わるときも、神を前に置くなら、心は揺らぎにくくなります。新しい職場や学校で不安になったとき、この言葉を思い出してください。 詩篇16篇を全部読む.

5. 詩篇32篇8節

「わたしはあなたを教え、あなたの行くべき道を示し、わたしの目をあなたにとめて、さとすであろう。」

わたしはあなたを教え、あなたの行くべき道を示し、わたしの目をあなたにとめて、さとすであろう、と神は約束されます。新しい土地で、どの道を選べばよいか迷うときも、神が導いてくださいます。祈りながら一つずつ決めていく歩みを、神が見ていてくださいます。 詩篇32篇を全部読む.

離れても祈りでつながる

6. テモテへの第二の手紙1章4節

「わたしは、あなたの涙をおぼえており、あなたに会って喜びで満たされたいと、切に願っている。」

パウロはテモテに、あなたの涙をおぼえており、あなたに会って喜びで満たされたいと切に願っている、と書きました。別れの涙は、深い愛の証しです。離れても、会いたいと願い合える関係は、神からの賜物です。再会を願う気持ちを、送別の言葉に込めてみましょう。 テモテへの第二の手紙1章を全部読む.

7. ローマ人への手紙1章11-12節

「わたしは、あなたがたに会うことを熱望している。あなたがたに霊の賜物を幾分でも分け与えて、力づけたいからである。 それは、あなたがたの中にいて、あなたがたとわたしとのお互の信仰によって、共に励まし合うためにほかならない。」

パウロはローマの人々に、会うことを熱望している、お互いの信仰によって共に励まし合うためだ、と書きました。会えない間も、手紙や電話、メッセージで励まし合うことができます。別れた後も、互いのために祈り合う関係を続けましょう。祈りは距離を越えます。 ローマ人への手紙1章を全部読む.

8. ピリピ人への手紙1章7節

「わたしが、あなたがた一同のために、そう考えるのは当然である。それは、わたしが獄に捕われている時にも、福音を弁明し立証する時にも、あなたがたをみな、共に恵みにあずかる者として、わたしの心に深く留めているからである。」

パウロは、あなたがたを共に恵みにあずかる者として、わたしの心に深く留めている、と書きました。離れていても、心の中にその人を置いているということです。送別会のスピーチやメッセージで、あなたを心に留めています、と伝えるとき、この言葉は温かい支えになります。 ピリピ人への手紙1章を全部読む.

9. テサロニケ人への第一の手紙3章12節

「どうか、主が、あなたがた相互の愛とすべての人に対する愛とを、わたしたちがあなたがたを愛する愛と同じように、増し加えて豊かにして下さるように。」

主が、あなたがた相互の愛とすべての人に対する愛とを、増し加えて豊かにして下さるように、とパウロは祈ります。別れるときは、お互いへの愛が試されるときでもあります。送り出す人も、送られる人も、新しい環境でさらに愛が豊かになるよう、祈り合いましょう。 テサロニケ人への第一の手紙3章を全部読む.

10. 使徒行伝20章32節

「今わたしは、主とその恵みの言とに、あなたがたをゆだねる。御言には、あなたがたの徳をたて、聖別されたすべての人々と共に、御国をつがせる力がある。」

パウロはエペソの長老たちに、今わたしは、主とその恵みの言とに、あなたがたをゆだねる、と告げて別れました。送り出す側が相手を神にゆだねるとき、この言葉はそのまま祈りになります。別れの場で、相手を神にゆだねる短い祈りを、心を込めてささげてみてください。 使徒行伝20章を全部読む.

出会いに感謝する

11. ピリピ人への手紙1章3節

「わたしはあなたがたを思うたびごとに、わたしの神に感謝し、」

わたしはあなたがたを思うたびごとに、わたしの神に感謝し、とパウロは書きます。別れの時は、共に過ごした日々を思い出し、神に感謝する時です。職場の仲間、近所の人、教会の友に、ありがとうの気持ちを言葉にして贈りましょう。寄せ書きにそのまま書ける、短く温かい言葉です。 ピリピ人への手紙1章を全部読む.

12. ローマ人への手紙1章8節

「まず第一に、わたしは、あなたがたの信仰が全世界に言い伝えられていることを、イエス・キリストによって、あなたがた一同のために、わたしの神に感謝する。」

パウロは、あなたがたの信仰が全世界に言い伝えられていることを、あなたがた一同のために、わたしの神に感謝する、と書きます。人の良いところを見つけて感謝を伝えることは、送別の大切な務めです。送る相手のどんな点に感謝しているか、一つ具体的に書き添えてみましょう。 ローマ人への手紙1章を全部読む.

13. エペソ人への手紙1章16節

「わたしの祈のたびごとにあなたがたを覚えて、絶えずあなたがたのために感謝している。」

わたしの祈のたびごとにあなたがたを覚えて、絶えずあなたがたのために感謝している、とパウロは書きます。離れてからも、毎日の祈りの中で相手を思い出すことは、見えない形で愛を届ける方法です。送別会のスピーチの最後に、祈っています、と伝えるのもよいでしょう。 エペソ人への手紙1章を全部読む.

14. ヘブル人への手紙6章10節

「神は不義なかたではないから、あなたがたの働きや、あなたがたがかつて聖徒に仕え、今もなお仕えて、御名のために示してくれた愛を、お忘れになることはない。」

神は不義なかたではないから、あなたがたの働きや、示してくれた愛を、お忘れになることはない、と手紙は語ります。退職や転勤で職場を去る人の長年の働きを、神は覚えておられます。人に気づかれなかった労苦も、神は見ておられます。感謝と労いを込めて贈りたい言葉です。 ヘブル人への手紙6章を全部読む.

15. 詩篇103篇2節

「わがたましいよ、主をほめよ。そのすべてのめぐみを心にとめよ。」

わがたましいよ、主をほめよ、そのすべてのめぐみを心にとめよ、と詩人は自分に語りかけます。出会いと別れの多い人生では、与えられた出会いのすべてを恵みとして数え直す時があります。送別の席で、神がこの人との出会いを与えてくださったことを、静かに感謝しましょう。 詩篇103篇を全部読む.

新しい出発を祝福する

16. 箴言3章5-6節

「心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない。 すべての道で主を認めよ、そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」

心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない、すべての道で主を認めるなら、主があなたの道をまっすぐにされる、と箴言は教えます。転勤や退職の決断には、不安がつきまといます。祈りながら決めた道なら、神がその歩みを導いてくださることに信頼して歩んでください。 箴言3章を全部読む.

17. ピリピ人への手紙1章6節

「そして、あなたがたのうちに良いわざを始められたかたが、キリスト・イエスの日までにそれを完成して下さるにちがいないと、確信している。」

あなたがたのうちに良いわざを始められたかたが、それを完成してくださる、とパウロは確信していました。新しい場所でも、神が始められたわざは続きます。環境が変わっても、あなたの中で始められた神の働きは、途中で終わりません。送り出す人への励ましに、ふさわしい言葉です。 ピリピ人への手紙1章を全部読む.

18. 詩篇90篇17節

「われらの神、主の恵みを、われらの上にくだし、われらの手のわざを、われらの上に 栄えさせてください。われらの手のわざを栄えさせてください。」

われらの神、主の恵みを、われらの上にくだし、われらの手のわざを栄えさせてください、と詩人は祈ります。長年の仕事を終える人も、新しい仕事を始める人も、その手のわざが神の前で確かなものとされるよう祈ることができます。退職を迎える方への祝福の祈りにもなります。 詩篇90篇を全部読む.

19. 詩篇92篇14節

「彼らは年老いてなお実を結び、いつも生気に満ち、青々として、」

彼らは年老いてなお実を結び、いつも生気に満ち、青々として、と詩篇は歌います。退職は、人生の終わりではなく、新しい実りの季節の始まりです。仕事を離れたあとも、家庭や教会、地域の中で、神の恵みを分かち合う働きは続きます。定年を迎える方への励ましに贈りましょう。 詩篇92篇を全部読む.

20. コロサイ人への手紙3章23節

「何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から働きなさい。」

何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から働きなさい、とパウロは勧めます。新しい職場や学校でも、誰も見ていなくても、神に仕えるつもりで取り組むことができます。送別の言葉に添えれば、新天地での歩みを励ます祝福になります。 コロサイ人への手紙3章を全部読む.

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よくある質問

送別会や寄せ書きに、聖書の言葉を書いてもよいですか。

もちろんです。詩篇121篇8節ピリピ人への手紙1章3節のような短い言葉が適しています。相手がクリスチャンでない場合は、押しつけにならないよう、あなたの新しい出発を応援していますという気持ちを一言添える程度にしましょう。

転勤で教会を離れるとき、どうすればよいですか。

牧師に相談し、新しい土地で通える教会を紹介してもらうのがよいでしょう。教会によっては、送別の礼拝や祈りの時間を設けます。離れた後も、新しい教会での出会いを神に委ね、これまでの教会の仲間とも祈り合ってください。

退職後の生活が不安なときは、どの言葉を読めばよいですか。

詩篇92篇14節、詩篇90篇17節、箴言3章5節と6節がおすすめです。退職は終わりではなく、新しい働きの始まりでもあります。不安を感じるときは、家族や牧師と話し、将来の計画を祈りながら少しずつ整えていってください。

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