卒業を迎える人への聖書の言葉20選:感謝と旅立ちを神に委ねる

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はじめに

卒業式は、小学校、中学校、高校、大学と、多くは3月に行われる日本の大切な節目です。卒業証書を受け取り、先生や友人に感謝を伝え、寄せ書きや卒業アルバムに思い出を残します。教会では、卒業する人のために祝福の祈りをささげることもあります。口語訳から選んだこの20の言葉は、四つのテーマに分かれています。旅立ちを神に委ねること、感謝、これから歩む道、そして不安への励ましです。卒業の祈りに、寄せ書きの一言に、自由にお使いください。

旅立ちを神に委ねる

1. 箴言3章5-6節

「心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない。 すべての道で主を認めよ、そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」

心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない、と箴言は教えます。卒業後の進路は、自分で決めたことでも不安が残るものです。すべての道で主を認めるなら、主が道をまっすぐにされると約束されています。この約束を胸に、新しい一歩を踏み出しましょう。 箴言3章を全部読む.

2. 箴言16章3節

「あなたのなすべき事を主にゆだねよ、そうすれば、あなたの計るところは必ず成る。」

あなたのなすべき事を主にゆだねよ、そうすれば、あなたの計るところは必ず成る、と箴言は言います。進学や就職の計画を神にゆだねることは、努力をやめることではありません。計画を祈りの中に差し出し、結果も含めて神の導きに信頼する姿勢を教えています。 箴言16章を全部読む.

3. 詩篇121篇8節

「主は今からとこしえに至るまで、あなたの出ると入るとを守られるであろう。」

主はあなたの出ると入るとを守られる、と詩篇は歌います。出ると入るとは、家を出て、また帰ってくる日々の歩みのすべてを指します。卒業して新しい場所へ向かうあなたの旅立ちを、神が見守っておられます。離れていても、祈りの中でつながっています。 詩篇121篇を全部読む.

4. エレミヤ書29章11節

「主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。」

預言者エレミヤを通して、神は捕囚の民に、平安と将来と希望を与える計画があると語られました。すべてが思い通りになるという約束ではなく、神が最後まで見捨てないという約束です。先が見えない卒業のときにも、この言葉を静かに受け取ってください。 エレミヤ書29章を全部読む.

5. 詩篇119篇105節

「あなたのみ言葉はわが足のともしび、わが道の光です。」

あなたのみ言葉はわが足のともしび、わが道の光です、と詩人は告白します。ともしびは遠くまでは照らしませんが、次の一歩を見せてくれます。卒業後の道がまだ見えなくても、聖書を読み、祈りながら、足もとの一歩ずつを歩んでいきましょう。 詩篇119篇を全部読む.

学びと出会いに感謝する

6. ピリピ人への手紙1章3節

「わたしはあなたがたを思うたびごとに、わたしの神に感謝し、」

パウロは、あなたがたを思うたびごとに、わたしの神に感謝します、と書きました。卒業の日は、共に学んだ友人や、支えてくれた先生、家族を思い出す日です。一人ひとりの顔を思い浮かべながら、神に感謝の祈りをささげましょう。寄せ書きに書き添えるのにもふさわしい言葉です。 ピリピ人への手紙1章を全部読む.

7. ピリピ人への手紙1章6節

「そして、あなたがたのうちに良いわざを始められたかたが、キリスト・イエスの日までにそれを完成して下さるにちがいないと、確信している。」

あなたがたのうちに良いわざを始められたかたが、それを完成してくださる、とパウロは確信していました。卒業はゴールではなく、神が始められたわざの途中です。学校生活の中で育てられたものを感謝し、これからも神が導いてくださることに信頼しましょう。 ピリピ人への手紙1章を全部読む.

8. 詩篇118篇1節

「主に感謝せよ、主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。」

主に感謝せよ、主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない、と詩篇は歌います。卒業式の日、楽しい思い出もつらかった記憶も、すべてを神の恵みとして受け取り直すことができます。学び舎を離れても、神のいつくしみは変わりません。 詩篇118篇を全部読む.

9. 詩篇103篇2節

「わがたましいよ、主をほめよ。そのすべてのめぐみを心にとめよ。」

わがたましいよ、主をほめよ、そのすべてのめぐみを心にとめよ、と詩人は自分に語りかけます。卒業アルバムをめくりながら、与えられた友人、先生、学び、助けられた場面を一つずつ思い出してみましょう。数えていくうちに、感謝があふれてきます。 詩篇103篇を全部読む.

10. テサロニケ人への第一の手紙5章18節

「すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。」

すべての事について感謝しなさい、これが神の求めておられることである、とパウロは勧めます。うまくいったことも、悔しかったことも、神の手の中で意味を持ちます。卒業の日に、一日の終わりに神へ感謝を祈る習慣を始めてみてください。小さなことでも構いません。 テサロニケ人への第一の手紙5章を全部読む.

これから歩む道

11. 伝道の書12章1節

「あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ。悪しき日がきたり、年が寄って、「わたしにはなんの楽しみもない」と言うようにならない前に、」

伝道者の書は、あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ、と勧めます。若い日は、将来の夢や悩みで心がいっぱいになる時期です。その時こそ、自分を造り、愛してくださる神を心に留めましょう。卒業のこの時期に、神との歩みを確かなものにしてください。 伝道の書12章を全部読む.

12. テモテへの第一の手紙4章12節

「あなたは、年が若いために人に軽んじられてはならない。むしろ、言葉にも、行状にも、愛にも、信仰にも、純潔にも、信者の模範になりなさい。」

パウロは若いテモテに、年が若いために人に軽んじられてはならない、むしろ信者の模範になりなさいと励ましました。社会に出る新入りは、不慣れで自信が持てないものです。言葉、行い、愛、信仰で、静かに模範を示す生き方を目指しましょう。 テモテへの第一の手紙4章を全部読む.

13. ミカ書6章8節

「人よ、彼はさきによい事のなんであるかを あなたに告げられた。主のあなたに求められることは、ただ公義をおこない、いつくしみを愛し、へりくだってあなたの神と共に歩むことではないか。」

主があなたに求められることは、公義をおこない、いつくしみを愛し、へりくだって神と共に歩むことではないか、と預言者は問いかけます。進路や職業が何であっても、この三つは変わりません。卒業後も、正しさと優しさと謙遜を大切に歩みましょう。 ミカ書6章を全部読む.

14. コロサイ人への手紙3章23節

「何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から働きなさい。」

何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から働きなさい、とパウロは勧めます。進学先での学びも、新しい職場での仕事も、神の前での礼拝になります。人の評価に一喜一憂せず、神のために誠実に取り組む姿勢を大切にしたいものです。 コロサイ人への手紙3章を全部読む.

15. マタイによる福音書6章33節

「まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。」

イエスは、まず神の国と神の義とを求めなさいと言われました。進路や将来のことで心がいっぱいになるとき、優先順位を整えてくれる言葉です。何を選ぶ場合でも、まず神との関係を第一にしましょう。神は私たちに必要なものをご存じであると、イエスは語っておられます。 マタイによる福音書6章を全部読む.

不安な心への励まし

16. テモテへの第二の手紙1章7節

「というのは、神がわたしたちに下さったのは、臆する霊ではなく、力と愛と慎みとの霊なのである。」

神がわたしたちに下さったのは、臆する霊ではなく、力と愛と慎みとの霊である、とパウロは若いテモテに書きました。新しい環境を前にして、臆病になってしまう日もあります。そのときは、神が与えてくださった力と愛を思い出し、小さな勇気を出してみましょう。 テモテへの第二の手紙1章を全部読む.

17. ペテロの第一の手紙5章7節

「神はあなたがたをかえりみていて下さるのであるから、自分の思いわずらいを、いっさい神にゆだねるがよい。」

神はあなたがたをかえりみていてくださるのであるから、自分の思いわずらいを、いっさい神にゆだねるがよい、とペテロは勧めます。進路、人間関係、お金の不安を、祈りの中で一つずつ神にお渡ししましょう。卒業式の前夜に、静かに祈るのもよい習慣です。 ペテロの第一の手紙5章を全部読む.

18. ピリピ人への手紙4章13節

「わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる。」

わたしを強くしてくださるかたによって、何事でもすることができる、とパウロは語ります。これは何でも思い通りになるという意味ではなく、どんな境遇にあっても神が力を与えてくださるという告白です。新しい場所でも、この神の力に頼って歩みましょう。 ピリピ人への手紙4章を全部読む.

19. イザヤ書40章31節

「しかし主を待ち望む者は新たなる力を得、わしのように翼をはって、のぼることができる。走っても疲れることなく、歩いても弱ることはない。」

主を待ち望む者は新たなる力を得、走っても疲れることなく、歩いても弱ることはない、と預言者は語ります。人生は短距離走ではなく、長い道のりです。卒業はその中の一区切りにすぎません。疲れたときは立ち止まって主を待ち望み、力を新たにしてください。 イザヤ書40章を全部読む.

20. ピリピ人への手紙4章6-7節

「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。 そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう。」

何事も思い煩ってはならない、感謝をもって祈りと願いをささげなさい、そうすれば神の平安が心と思いを守る、とパウロは勧めます。不安は誰にでもあります。それを祈りに変えることで、人知を超えた平安が与えられます。卒業式の朝に、ぜひ読んでください。 ピリピ人への手紙4章を全部読む.

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よくある質問

卒業のときに、教会ではどのようなことをしますか。

教会によっては、卒業する子どもや若者のために、礼拝の中で祝福の祈りをささげる卒業感謝礼拝を持つところがあります。牧師や教会の仲間が、新しい旅立ちを祝福して祈ってくれます。参加を希望するときは、教会に事前にご相談ください。

卒業の寄せ書きやカードに聖書の言葉を書いてもよいですか。

もちろんです。ピリピ人への手紙1章3節や、箴言3章5節と6節などが適しています。相手がクリスチャンでない場合も、あなたの旅立ちを祝福します、という気持ちを短い一言に添えれば、温かい励ましとして届きます。

進路がまだ決まっていないとき、どの言葉を読めばよいですか。

エレミヤ書29章11節、詩篇119篇105節、箴言3章5節と6節をおすすめします。先が見えないときは、一年先まで見ようとせず、今日の一歩を神にゆだねることが大切です。焦りを感じる日には、牧師や信頼できる人に話を聞いてもらってください。

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